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最新ICT技術で変わる工事現場「NHKおはよう日本」放送決定

朝のニュース、情報番組として放送しているNHKニュース

おはよう日本で特集として「最新ICT技術で変わる工事現場」放送されます。

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平成28年6月30日に放送された「おはよう北海道」より

iconsetロケ場所

北海道自動車道 阿寒IC~釧路西IC 間で工事が進められている「北海道横断自動車道 釧路市 湯波内西改良工事」と「ICT建機トレーニングセンタ」釧路が撮影現場です。

iconsetみどころ

この春4月に、弊社ICT建機トレーニングセンタにて開催したスマートコンストラクション「i-Construction」セミナーを受講した建設会社様が、今年度、受注されました土木工事でいち早く導入開始、掘削工事・盛土工事で3Dデータを基に最新のICT技術で工事を進めて行く様子を撮影した大変貴重なニュース番組です。

今、変わり始めたばかりの建設土木工事を分かりやすく説明しています。

iconset放送予定

平成28年7月23日(土) AM7:00~AM7:30 

NHK総合「おはよう日本 」情報番組で特集(約10分間) 

番組の都合上、延期になる場合もありますので予めご了承ください。

 

 

北海道横断自動車道「白糠IC~阿寒IC」の開通で道東方面がより身近に

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国土交通省 北海道開発局 釧路開発建設部で整備を進めている道東自動車道(白糠IC~庶路IC~阿寒IC)の延長14Kmが開通。

同時期に釧路外環状道路(釧路西IC~釧路中央IC~釧路東IC)の延長9.9Kmが開通。

 

「平成28年3月12日に開通します。」

 

「道東自動車道」本別~釧路間は、高速ネットワークの拡充による釧根圏と道央・十勝、オホーツク圏の連絡機能の強化を図り、地域間交流の活性化及び国際拠点港湾苫小牧港、新千歳空港等への物流効率化等の支援を目的とした延長65.0㎞の高速自動車国道です。

「釧路外環状道路」国道38・44号は、道東自動車道とともに高速ネットワークを形成し、釧路市街における交通混雑及び交通事故の低減による道路交通の定時性、安全性の向上を目的とした延長16.8㎞の一般国道の自動車専用道路です。

 

釧路市HPより

釧路市HPより

 

開通区間 「道東自動車道」白糠IC~庶路IC~阿寒IC間 延長14.0Km

     「釧路外環状道路」釧路西IC~釧路中央IC~釧路東IC間 延長9.9Km

開  通  日 「平成28年3月12日 土曜日」

開通時間 「道東自動車道 午後16:00 開通」「釧路外環状道路 午後2:30 開通」

通行料金 「通行無料」

 

道東方面がより身近に

iconset「札幌南IC⇔阿寒IC間」走行距離263.3Km

iconset「通常時間」3時間46分

iconset「利用料金」5.490円 土日3.840円「ETC割引」詳しくはe-nexcoドラぷら」

 

お得なドライブプラン

2016/3/26~5/31までの連続する4日間から6日間、ETCご利用の普通車と軽自動車等で北海道の高速道路が乗り放題になる割引です。詳しくは北海道観光ふりーぱす」

 

 

「白糠IC~庶路IC~阿寒IC」工事区間で開通までに活躍した I C T建設機械 

 

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北海道横断自動車道 白糠町 舌辛改良工事 2013年 3DMG_GNSS

北海道横断自動車道 白糠町 舌辛改良工事 2013年

北海道横断自動車道 白糠町 舌辛改良工事 2013年 3DMC_GNSS

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北海道横断自動車道 白糠町 鍛高改良工事 2014年 転圧管理システム

 

北海道横断自動車道 白糠町 鍛高改良工事 2015年

北海道横断自動車道 白糠町 鍛高改良工事 2014年 3DMC_GNSS

北海道横断自動車道 白糠町 舌辛改良工事  2013年

北海道横断自動車道 白糠町 舌辛改良工事 2013年 転圧管理システム

 

 

 

ご開通おめでとうございます。

 

 

 ICT技術開発室

 

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「スマートコンストラクション」を活用した現場見学会

北海道開発局 帯広開発建設部が管理する十勝川改修工事が進められている現場で

2月10日、統内南16線河道掘削工事を担当する中山・新妻経常建設共同企業体様が自治体職員・建設会社を招いて「スマートコンストラクション」を活用した施工現場の見学会を開催。

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写真をクリックすると見学会全体の様子が見れます。

 

工事概要

十勝川水系河川整備計画に基づき、河道を広げ掘削を行う工事です。また、河道掘削に伴い発生した土砂は各関係自治体と連帯しながら、ほ場に運搬してブルドーザで整地しています。

【工  事 名】十勝川改修工事の内 統内南16線河道掘削工事

【発  注 者】北海道開発局 帯広開発建設部様

【請負業者】中山・新妻経常建設共同企業体様

【作業所長】中村一成様「株式会社中山組」URL:http://www.nakayamagumi.co.jp/

【河川土工】掘削、土砂等運搬 V=72,600m3・整地、置土場(ほ場)N=40箇所

【仮  設 工】工事用道路工(取付道路、敷鉄板)1式・防塵対策工(道路清掃員)1式・その他

【工       期】平成27年10月16日~平成28年3月11日

【請負金額】258,660,000円

 

KomConnectを活用した現場施工管理

 

株式会社中山組(本社札幌)様は、国土交通省が2016年度から導入される建設現場「土木工事」でのICT技術活用による生産性の向上を目的とした『 i – Construction 』アイ・コンストラクションの稼働開始に先駆けて、同社の中村作業所長はKomatsuが推進しているスマートコンストラクション「 i – Construction同様システム」を本工事で積極的に活用し施工管理をしています。 

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写真左 中村作業所長様

KomConnectを活用した現場施工管理の工夫

【目的】平均2,000m3/日の土砂運搬を目標に施工を行うにあたり、掘削現場が日々進歩するため、職員の土量管理測量及び日々の出来形管理業務の軽減、また、泥炭と粘土を2層に分けて運搬する事などから置土場の準備都合、日々現場の土量を管理する必要がありました。

【対策】GNSSを搭載したインテリジェントMCブルドーザD61PXi&インテリジェントMC油圧ショベルPC200iを活用して施工データの取得を自動で行うことでWebからKomConnectを見て、進歩土量簡易的な出来形管理を行い、日々の作業打合せ、工程のフォローアップに活用しました。

【結果】次施工のほ場準備が円滑にいき、段取り不足による施工ロスもなく、当初予定を上回る平均2,300m3/日で日々の施工を行うことが出来ました。また、出来形もKomConnectを見て日々確認出来るため、施工ミスによる出来形不足もなく、現段階において発注者の定める出来形精度の概ね50%以内に満足する結果と説明する。

見学会に訪れた参加者(60名)は、スマートコンストラクションの中心部でもある『KomConnect』クラウドサービスを活用した稼働事例の説明を熱心に聞いてた。

各ブースでは、自治体職員らが展示しているディスプレイ前でICT建機に搭載しているモニタ画面のリモートコントロールする映像を見て、とても驚きながら沢山の質問が飛び交い有意義な見学会でした。 

 

活用されたNETIS新技術情報システムの技術名称・副題・登録番号

 

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技術名称 : KomConnectによる出来高・出来形管理システム 

副題 : 情報化施工機械の施工情報をクラウドサービス(KomConnect)で有効活用する管理システム  登録番号 : KT-150096-A」

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技術名称 : インテリジェントマシンコントロール油圧ショベル 

副題 : 機体制御とICTの技術を活用したセミオート制御機能搭載油圧ショベル

登録番号 : KT-140091-A」

DSC03020HP技術名称 : インテリジェントマシンコントロールブルドーザ

副題 : 機体制御技術とICT技術を活用した全自動ブレード制御機能搭載ブルドーザ

登録番号 : 「KT-130104-A」

 

ICT技術開発室

 

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「現場7箇所・ICT建機10台をGNSS基準局1台で稼働する」活用事例

氷点下20℃以下で活躍する最新技術

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河道掘削工事とは

新水路をつくらない箇所でも、河道を整えてスムーズな流れをつくり、 洪水対策として川の水を安全に流すことができるよう、河川整備計画目標流量に対して河道断面が不足している区間の掘削を行っています。また、掘削で発生した土は自治体や関係機関と連携しながら営農者の圃場まで大型ダンプカーで運搬し、ブルドーザで客土・整地し有効活用する工事です。

 

最新技術・コスト削減・利便性の向上

 

最新技術

十勝川改修工事では、ICT建設機械とスマートコンストラクション「測量・設計・施工計画・施工・検査の全プロセスを3次元データでつなぐ」など国土交通省が推進する i – Constructionの活用を積極的に導入し、安全で生産性の高い掘削工事を実現しています。

コスト削減

通常、情報化施工「RTK-GNSS」は工区毎に各自、1台のGNSS基準局を設置して日々管理施工します。ここ十勝川改修工事では、工区全体のほぼ中心に1基準局を設置しデジタル無線機で送信することで、全7工区3Km先へGNSS補正情報を受信し共有しています。基準局のコスト(約85%)を大幅に削減をすることに成功しました。

利便性の向上

氷点下20℃以下になる冬期工事では、一日で50mm以上も地盤が盛上る(凍上)日もあり、日々の施工管理が重要課題でした。

共同基準局を利用する事で(1基地局は除く)日々の基準局の状態確認・電源出力の低下よる故障・無線チャンネル混信よる通信障害の管理から解放されました。

地球環境にやさしい情報化施工が今後も広がるようコマツレンタル道東では「施工現場に合った最適な技術」を提案して参ります。

 

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iconset十勝川改修工事の内  利別川川合上流河道掘削工事

工事概要   延長L=850m  河川土工掘削工 V=79,400m3

活用技術  「0.8m3油圧ショベルKOMATSU_PC200i_3DiMC」「Smart Construction」

 

iconset十勝川改修工事の内  利別川川合南10線河道掘削工事

工事概要   延長L=500m  河川土工掘削工 V=77,900m3

活用技術 「8t級ブルドーザ&TOPCON_3DMC」

 

iconset十勝川改修工事の内  利別川川合下流河道掘削工事

工事概要   延長L=590m  河川土工掘削工 V=73,700m3

活用技術 「8t級ブルドーザKOMATSU_D37PXi_3DiMC」

 

iconset十勝川改修工事の内  新川上流河道掘削工事 

工事概要   延長L=300m  河川土工掘削工 V=79,600m3

活用技術 「0.8m3油圧ショベル&TOPCON_3DMG」「8t級ブルドーザKOMATSU_D37PXi_3DiMC」

 

iconset十勝川改修工事の内  統内南15線河道掘削工事

工事概要   延長L=280m  河川土工掘削工 V=76,900m3

活用技術 「8t級ブルドーザ&TOPCON_3DMC」

 

iconset十勝川改修工事の内  統内南16線河道掘削工事

工事概要   延長L=340m  河川土工掘削工 V=72,600m3

活用技術  「0.8m3油圧ショベルKOMATSU_PC200i_3DiMC」「20t級ブルドーザKOMATSU_D61PXi_3DiMC」 Smart Construction」

 

iconset十勝川改修工事の内  統内下流河道掘削外工事

工事概要   工事延長L=530m  河川土工掘削工 V=123,100m3

活用技術  「8t級ブルドーザ&TOPCON_3DMC」

 

用語解説

i – Construction (アイ・コンストラクション)とは

ICT(情報通信技術)などを積極活用し、より進んだ革命的な建設生産システムを構築するため「測量・設計・施工計画・施工・検査の全プロセスを3次元データでつなぐ」に前提とした新基準を2016年度から試行すると国土交通省は表明し、この取り組みをi‐Construction(アイ・コンストラクション)と名付け、今後、直轄事業を中心に推進していくと言うことです。

このことをKOMATSUでは、Smart Construction(スマート・コンストラクション)と言う。

 

ICT技術開発室

 

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情報化施工 NETIS新技術商品『KomConnect 』 ニュースリリース

 

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ICT建設機械の施工情報をクラウドサービス『KomConnect』で有効活用する管理システム「コムコネクト」が新技術「NETIS」登録されました。

この機会に是非活用して下さい。

 

NETIS : KT-150096-A

 

 

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クラウド型プラットフォームには、高精度現況測量による現況データ、設計データを更に蓄積でき、情報化施工建機の日々の出来高出来形情報が蓄積されることにより施工進捗が自動でわかり、施工シュミレーションを行うことができます。 

 

 

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クラウド型プラットフォームを利用した管理に変えたことにより、日々の測量集計の管理が自動化され、省力化、経済性の向上及び工程の短縮が図れます。

 

 

技術名称 KomConnectによる出来高・出来形管理システム

登 録 N o    KT – 150096 – A

副題 情報化施工機械の施工情報をクラウドサービス(KomConnect)で有効活用する管理システム

 

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冬季休業のお知らせ

お取引様各位

 冬季休業のお知らせ

 

コマツレンタル道東株式会社

ICT技術開発室

 

平素は、格別のご愛願を賜り厚く御礼申し上げます。
さて、誠に勝手ではございますが、弊社では下記の通り冬季休業を実施させていただきます。

お取引先様には何かとご迷惑をおかけすると存じますが、何卒ご了承の上宜しくお願い申し上げます。

 

 

休業期間 平成27年12月29日(火) ~ 平成28年1月4日(月)(7日間)

 

                                                                                                                                             以上

 

尚、休業中のお問い合わせにつきましては、営業開始日(平成28年1月5日(火))以降の対応とさせて頂きますことをご了承下さい。

情報化施工『農業土木でICT建設機械が活躍する』活用事例

 

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作業効率化・省コスト化・品質向上化とともに発注者からの評価も高い

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『農業土木の特色は施工結果が目に見えない、それだけに整備後の営農状況が気になると語る』

村上土建開発工業株式会社様 

農業土木施工を考える

1968年頃、冷湿害の常襲地域である北海道十勝の地に「畑地帯総合土地改良事業」が創設され、暗渠排水、石礫除去、客土、区画整理、火山性土の土壌改良などが盛んに行われ、生産性が向上されました。近年では、ほ場の排水改良が進むにつれて『あらゆる天候でも収穫量と品質が確保できる全天候型のほ場』が要求され新たな整備計画が進められております。

十勝では35万余りの人が住み、約400万人を養える食料をカロリーベースで供給する地域に発展しました。このこと自体が長い年月をかけて形成されてきた貴重な国富であり、土地改良の効果といえます。

作業効率化への努力

同社は、ほ場の均平作業においてマシンコントロールシステムを搭載したブルドーザを活用している。ICT建設機械が正確な位置を把握するには幾つかの3次元検出方法があります。

ここでは国土地理院が管理する電子基準点の測位情報から求められたGNSS補正情報をインターネット経由の利用「ネットワーク型RTK-GNSS方式」を採用しフィールドの制約条件をクリア、ICT施工を実現している。

発注者が提供する2次元完成図面を基に同社で精査して3次元完成図面データを作りICT建設機械へ搭載している。その3次元完成図面データと3次元現況データを比較して土量計算や切り盛り量をシュミレーションに活用することで作業の効率化を図ってICT施工しています。そして営農者と発注者へ工期を短縮し納品している。

 

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(写真①) ブルドーザの運転席モニタ

 

省コスト化への期待

建設機械オペレータの担い手が不足していると言われる建設業界、熟練オペレータでなくても操縦しやすいICTブルドーザの活用で様々な期待が膨らんでいます。

初心者の操縦を支援するマシンコントロールシステム、さらに工夫する「現況地盤データ・表土すき取り高データ・基盤面データ・完成図面データ」4種類のデータを使い分けてオペレータへ支援と負担軽減を図り、丁張りが無くても後戻り作業する事なく均平作業を実現している。

品質向上化へのこだわり

離れた事務所からICT建設機械 (写真①) にインターネット経由でリモート接続、モニタリング (写真②) することで作業状況を把握しながら施工データの選択・確認や進捗状況をリアルタイムに管理している。

 

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(写真②)  離れた事務所のパソコン

 

最後に北海道音更町を拠点とする同社は、建設業を通じて住みやすい町づくりで地域に貢献する先進的な総合建設業者である。農業土木施工のパイオニアであり営農者の視点に立ち、その思いを理解しながら農地改良に取り組む強い信念を感じます。

今後もコマツレンタル道東では、お客様の現場に合った「最適なICT建設機械」最新技術をご提供

して行くとともに農業土木の理解と技術を学んで成長して行きたいと考えます。

 ICT技術開発室

 

工  事  名:畑地帯(支援)上居辺第2外1地区71工区

発  注  者:北海道十勝総合振興局様

請  負  者:村上土建開発工業株式会社様

工事概要:整地工A=2.3ha・褶曲修正・窪地修正暗渠排水工A=38.0ha・合成樹脂管φ=60~200・

                  石礫除去工A=5.4ha

施工機名:コマツD65PX-17 & TOPCON 3DMC

補正情報:ネットワーク型RTK-GNSS

N E T I S:KT-990421-V 

遠隔操作:REMOTE CONNECT

 

 

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情報化施工『盛土施工で転圧管理システムが活躍する』現場レポート

GNSSを用いた盛土の施工管理では、事前の試験施工において規定の締固め度を達成する為の締固め回数を決定し、その回数が確実に履行されたことを確認する工法規定方式を実現します。

 

モニタで転圧箇所・回数を確認している

写真をクリックすると全体が見れます

一般国道38号は、滝川市を起点とし、釧路市に至る延長約300kmの幹線道路であり、一般国道44号は、釧路市を起点とし、根室市に至る125kmの幹線道路です。このうち釧路外環状道路は、釧路市街におけう交通混雑及び交通事故の低減による道路交通の定時性、安全性の向上を目的とした、釧路インターチェンジから別保インターチェンジに至る延長16.8kmの一般国道バイパス事業の『床丹西改良工事』にてGPRoller転圧管理システムが稼働。

 

現場レポート 平成27年8月27日 

本工事『一般国道44号 釧路町 床丹西改良工事』をICT建設機械で施工管理している赤石建設株式会社 南工事係長様へお話を伺いました。

 

iconset『こちらの現場は盛土締固めをタイヤローラで施工し、GNSSを利用して転圧管理をされていますが、このシステムを使用したキッカケは?』

 南氏「工事はいつも品質にこだわって施工していますが、企業努力として現状よりもより質の高い品質管理は出来ないかと言うテーマが事の始まりなんです。特に今回は盛土締固めが重要課題の一つの為、従来の点で管理するのではなく、面で管理する事で路体盛土の品質を向上させようと思い転圧管理システムを使用しました。」

iconset『転圧管理システムは今までにも使われた事はありましたか?』

 南氏「はい、以前も違う工事の際に他メーカーでしたが、トータルステーション(以下TS)を利用した転圧管理をした事がありました。」

iconset『以前に他社システム・TS転圧管理をしていますが、今回GNSSを利用してみた事で大き

な違いやメリット・デメリットなど御座いましたら聞かせて下さい。』

赤石建設株式会社 土木部 南工事係長

赤石建設株式会社 土木部 南工事係長 様

 南氏「そうですね、まず以前使用したTSの場合だと毎日作業前に基準局となるTSを据え置く所から始まりますので、慣れた人でも工事に取り掛かるまでに結構時間がかかってしまうんです。 更に釧路のように霧が多い場合など天候に左右されますし、TSの前をダンプが横切った場合に送受信が遮断されてしまうなど細かな障害はありましたね・・・(笑)それに比べて今回は現場事務所にGNSS基準局を設置しましたので、毎日電源を入れるだけですぐに使用出来る、天候やダンプなどの影響を受けないのでほとんどストレスをなく施工・管理する事が出来ました。更に今回使用したアカサカテックGPRollerソフトは、施工後に事務所のパソコンで実際に転圧した再現動画や軌跡を再生する事が出来る為、安全で生産性が高いシステムと感じましたね。また、私たち管理する側は常に重機に付き切りと言う訳にはいかないですから、施工が終った後でも作業の流れを手に取る様に解ると言うのは、現場を管理監督する上で非常に役立つ利点でしたよ。」

iconset『逆にデメリットと感じた事はiconsetありませんでしたか?』

 南氏「あまりデメリットと言う点は感じなかったですが、オペレーターによってはパソコンが苦手という人も居るので、使い始めは気を使いましたが操作も簡単なのですぐに慣れてくれましたよ。」

iconset『今後、改善して欲しい点や要望などがございましたら教えて頂けますか?』

 南氏「特にこれ!と言った点はありませんが、今コマツレンタルさんで扱っているMC油圧ショベルPC200iやMCブルドーザーD61PXi等の様に始めから重機にオールインワンに成っていると配線やブラケット類がスッキリして、より使い易くなるのではないかと思いますので今後に期待したいですね。 あとはより一層、コストが下がってくれると嬉しいですね。」 

iconset『最後の質問に成りますが、今後も情報化施工をやってみたいと思いますか?』

 南氏「率直に言うと工事の内容や規模によっては・・・というのが素直な意見ですねただ、使う事にメリットは感じますので、比較的大きな現場で内容が合えば今回の転圧管理だけではなく、MC油圧ショベルやMCブルドーザーも交えて使ってみたいと思います。」

iconset『本日は忙しい中、貴重なご意見を頂き誠にありがとうございました。これからが工事も繁忙期になりますがコマツレンタル道東では、お客様の現場に合った「最適なICT建設機械」最新技術をご提案・ご提供して参ります。』

今後もコマツレンタル道東にご期待ください。

 

工  事  名 一般国道44号 釧路町 床丹西改良工事 

発  注  者 北海道開発局 釧路開発建設部 様  

受  注  者 赤石建設株式会社 様                                  

工  期    平成27年4月24日~平成28年1月8日

工事概要    工事延長 L=900 盛土(路体) V=23,100m3 土砂等運搬 V=14,540m3 その他

施工機名 タイヤローラ サカイ TS200 

システム TS・RTK-GPSによる転圧管理システム(GPRoller)  

N E T I S TH-100008-V

iconsetリポーター 伊藤 司

 

 

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ICT建設機械を活用した未来の工事現場に学生を招待

北海道帯広工業高校『環境土木科』の生徒80名を招いた工事現場見学会がありました。

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 主催   北海道横断自動車道(網走線)安全連絡協議会は9月15日、帯広工業高校を対象に現在、北海道横断自動車道 足寄~北見間のうち『 北見~小利別間の28kmの整備工事iconset』が進められている高規格道路、足寄郡字林内区間にて工事現場見学会を開催した。

 見学に訪れた同校の生徒、環境土木科1、2年生80人はトータルステーションのワンマン測量機器・GNSS測量機器・ドローンを用いた航空撮影の実演やICTで有機的につないだ建設機械と安全で生産性の高い『未来の工事現場』について学んだ。

 

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KOMATSU PC200i-10

 本工事区間を請負う萩原建設工業 株式会社様(本社帯広)は、国土交通省北海道開発局が推進している情報化施工の施工部分『ICT建設機械』を早い段階から積極的に導入し活用しています。

 

 この現場でも世界初マシンコントロール油圧ショベル『KOMATSU PC200i-10型』と全自動マシンコントロールブルドーザ『KOMATSU D37PXi-23型』の最新機種をレンタルで導入し施工しています。

 

 ICT機械とICT施工管理をつないだ匠な技術を見学関係者へ披露し、訪れた生徒たちも熱心に説明を聞き知識を深めていた。 実機体験ではICT建設機械に搭乗するために生徒らは順番待ち、長い列ができた。

 

KOMATSU D37PXi-23

KOMATSU D37PXi-23

工事名

北海道横断自動車道 陸別町 利上改良工事

工事概要

延長 L=1,991.15m

道路土工掘削(土砂) V=24,400m3

掘削(軟岩) V=25,500m3

路体盛土V=70,900m3

法面整形A=11,900m2

その他

 

 

iconsetリポーター佐々木秀幸

 

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夏季休業のお知らせ

お取引様各位

 

 夏季休業のお知らせ

 

コマツレンタル道東株式会社

ICT技術開発室

 ICT建機トレーニングセンタ

 

 

平素は、格別のご愛願を賜り厚く御礼申し上げます。
さて、誠に勝手ではございますが、弊社では下記の通り夏季休業を実施させていただきます。

お取引先様には何かとご迷惑をおかけすると存じますが、何卒ご了承の上宜しくお願い申し上げます。

 

 

休業期間 平成27年 8月12日(水) ~ 平成27年8月16日(日)(5日間)

 

                                                                                                                                             以上

 

尚、休業中のお問い合わせにつきましては、営業開始 日平成27年8月17日(月)以降の対応とさせて頂きますことをご了承下さい。

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