ICT建設機械を活用した未来の工事現場に学生を招待
北海道帯広工業高校『環境土木科』の生徒80名を招いた工事現場見学会がありました。
主催 北海道横断自動車道(網走線)安全連絡協議会は9月15日、帯広工業高校を対象に現在、北海道横断自動車道 足寄~北見間のうち『 北見~小利別間の28kmの整備工事』が進められている高規格道路、足寄郡字林内区間にて工事現場見学会を開催した。
見学に訪れた同校の生徒、環境土木科1、2年生80人はトータルステーションのワンマン測量機器・GNSS測量機器・ドローンを用いた航空撮影の実演やICTで有機的につないだ建設機械と安全で生産性の高い『未来の工事現場』について学んだ。

KOMATSU PC200i-10
本工事区間を請負う萩原建設工業 株式会社様(本社帯広)は、国土交通省北海道開発局が推進している情報化施工の施工部分『ICT建設機械』を早い段階から積極的に導入し活用しています。
この現場でも世界初マシンコントロール油圧ショベル『KOMATSU PC200i-10型』と全自動マシンコントロールブルドーザ『KOMATSU D37PXi-23型』の最新機種をレンタルで導入し施工しています。
ICT機械とICT施工管理をつないだ匠な技術を見学関係者へ披露し、訪れた生徒たちも熱心に説明を聞き知識を深めていた。 実機体験ではICT建設機械に搭乗するために生徒らは順番待ち、長い列ができた。

KOMATSU D37PXi-23
工事名
北海道横断自動車道 陸別町 利上改良工事
工事概要
延長 L=1,991.15m
道路土工掘削(土砂) V=24,400m3
掘削(軟岩) V=25,500m3
路体盛土V=70,900m3
法面整形A=11,900m2
その他
リポーター佐々木秀幸