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ICT建機稼働現場レポート

コマツのインテリジェントマシンコントロール建機【PC200i】、【D61PXi】が河道掘削工事現場にて稼働中

 

 

十勝川は北海道の屋根とも言われている大雪連峰十勝岳を源に音更川・札内川・利別川など多くの支流と合流して流域内人口約33万人の方々に大きな恵みを今日まで与えてきました。十勝川流域の本格的な開拓は明治16年といわれており、伊豆出身の依田勉三が同志とともに北海道開墾晩成社を組織し「清洌玉の如き水郷オベリベリ」に入植したことを皮切りに多くの開墾者が入地しました。ちなみにオベリベリとは帯広の地名の由来でアイヌ語の「オペレペレケプ(川尻が帯のように分かれる場所)」が訛ったものだそうです。これまで十勝川改修事業は左右岸、上下流のバランスを考慮しながら堤防の整備浚渫等が行われてきました。現在も人口・資産や中枢機能が集中し大規模な出水時に甚大な被害を受けるおそれのある帯広都市圏においては十勝川中下流部の河道掘削整備が進められています。

 

工事名  十勝川改修工事の内 明野9線下流河道掘削工事
発注者  北海道開発局 帯広開発建設部 池田河川事務所
受注者  西江建設株式会社
工期   平成29年9月27日~平成30年3月14日
工事概要 工事延長 L=315m
     河川土工:掘削工V=60,000㎥

 

中川郡幕別町明野

 

平成30年2月9日 現場レポート

今回は現場代理人の村田工事長からお話を聞かせていただきました。

こちらの現場ではi-Constructionが導入されており、起工測量はレーザースキャナを用いて点群データを取得し、ICT施工ではコマツPC200i、D61PXiを活用し河道掘削工事の法面掘削・床仕上げを行い、レーザースキャナにて完成面を測量し出来形管理を行ってます。
2014年から情報化施工MC・MG技術を活用し、現在ではICTで現場をつなぐi-Constructionの導入にも積極的に取り組んでいます。起工測量から出来形管理もICTを活用する事でより生産性が増したとの事です。さらに起工測量、出来形管理をレーザースキャナで行いヒートマップで管理する事で従来施工より高品質な管理が可能となるだけではなく、測量時間の短縮や作業ヤード内に作業員を減らすことで重機との接触リスクが激減する等、安全性にも優れた面があります。
早期に情報化施工を導入し、i-Construction推進に向けて動き出したスピード感と生産性向上に向けた姿勢にはとても強い信念を感じます。
コマツレンタル道東は今後も最新のICT技術をいち早く導入し、お客様の現場へ提案し着工前から竣工までサポートさせていただきます。本日はお忙しいところ貴重なお時間を割いていただき誠にありがとうございました。

 

施工機名:コマツ PC200i-10
システム:インテリジェントマシンコントロール
NETIS:KT-140091-VE

施工機名:コマツ D61PXi-23
システム:インテリジェントマシンコントロール
NETIS:KT-130104-VE


 

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