全自動ブレード制御機能搭載のICT建機「コマツD61PXi」ブルドーザが農地改良の基盤整備工事にて施工中。
「 インテリジェントマシンコントロールブルドーザ D61PXi-23」が最前線で稼働中。最新のICT建機が、ますます加速的に普及する。
このサイト「現場レポート最前線特集」では、いち早く情報化施工に取組み、「工期の短縮」や「品質の向上」といった多くの効果を発揮されたユーザー様の施工現場をご紹介しています。

北海道 河東郡 鹿追町
北海道河東郡鹿追町に位置する中鹿追地区は馬鈴薯、甜菜、豆類、小麦、キャベツと酪農の多頭飼養によって農業経営の安定化が求められてます。このため土地及び労働生産性を向上させるため農地の分散解消と不整形で分断されたほ場を排水路や高地防風林の再編により整形化、大区画化を行いコントラクター利用を中心とした営農体制を確立していく事を目的とした国営農地再編整備事業により着実に進められています。

現況ほ場(不整形・農地分散)

計画ほ場(整形・農地集積)
工 事 名 中鹿追地区 鹿追南工区区画整理工事
発 注 者 北海道開発局 帯広開発建設部 鹿追地域農業開発事業所 様
受 注 者 高堂建設株式会社 様
工 期 平成26年6月19日~平成27年2月20日
工事概要 整地工(畑面整地工 7.01ha)、暗渠排水工 1式、石礫除去工 1式、その他

こちらの現場では、GNSS測量器で現況測量し取得したデータを用いて土量の計算・運土計画・設計データ作製を三次元CADソフト使い施工しています。
ICT建機ブルドーザでの施工中、段階チェックもGNSS測量機を使用して行われてます。
畑地の基盤整地に全自動ブレード制御機能搭載のD61PXiにて施工。日々の進捗状況はインターネット経由のサーバーから取得し、終日施工データ「マッピング」として仕上がり面の確認、日毎に帳票にして品質管理をしています。

インテェリジェントマシンコントロールD61PXi
現場レポート
平成26年 10月30日
ICTを使い情報化施工している現場 「 高堂建設株式会社 」 現場代理人・監理技術者の菅原課長にお話を伺いました。
ICT建機「コマツ61PXi-23」ブルドーザを使われたのは初めてとの事ですが、感想はいかがでしたか?

日毎に管理しているマッピンク
菅原氏 「精度が本当に出るか不安がありましたから、確認の為に丁張もかけました。それにICT建機ブルドーザの使い方もよく分からないので心配でした。
しかし実際に使ってみると精度は良好だったし、今ではオペレータも普通に乗りこなしている。 ブルドーザに手元がつかなくても良い分、作業員は他の仕事に専念出来るのが良いですね。」
D61PXiの導入によってどのような効果を感じましたか?
菅原氏 「オペレータも、要所要所でブルドーザから降りてトンボと仕上がり面高を確認しなくても、モニタを見て高さを把握しながら施工が出来る事やブレード自動制御機能を活用する事で確実に仕上がるので施工速度が上がっている事は実感できた。今回使ってみて、ICTブルドーザが良い物である事は良くわかった。」
コマツレンタル道東は、今後も最新のICT建機シリーズをいち早く導入しお客様の現場へ提案します。更により良く、より安全、より高品質な商品・サービスを提供して行く企業として前進して参ります。 本日はお忙しい中、誠にありがとうございました。
施工機名 コマツ インテリジェントマシンコントロール ドーザ D61PXi-23
システム 3D-MC RTK-GNSS
N E T I S KT – 130104 – A
リポーター山本健太郎