お知らせ

i-Construction現場レポート 最前線特集

ICTで現場をつなぐ土木工事「i-Construction」が北海道釧路町で実施。

最先端のICT技術を結集し、土木技術者達が思い描いた未来の現場を実現した。

 

北海道釧路郡釧路町

 

今回、ご紹介する現場は白崎建設株式会社様が施工した『一般国道44号釧路町別保IC改良工事』です。白崎建設様は昨年(北海道横断自動車道 釧路市 湯波内西改良工事)に引き続きi-Construcitionの現場を施工されています。同社は明治18年8月創業130年を超える歴史があり、釧根地域の中核として東北海道の基盤整備の一翼を担ってきました。国道、橋梁、港湾、空港等の多岐に亘って数多くの土木工事の実績を有してます。社是である「技術と信用で地域に貢献する」を実践し、最新技術をいち早く取り入れ、人材育成や技術力の研鑽に努め続け、現在に至っております。

 

会社紹介

会社名 白崎建設株式会社 様
所在地 本社 釧路市城山1丁目10番5号
    札幌出張所 札幌市中央区南4条西8丁目7番地1
事 業 土木工事業、建築工事業、大工工事業、とび・土工工事業、鋼構造物工事業、

    舗装工事業、しゅんせつ工事業、水道施設工事業、解体工事業
企 業 東道路株式会社様 拓北地下開発株式会社様
会社HP http://shira.co.jp/

 

 

現場紹介

釧路外環状道路 (釧路東~釧路別保)は、道東自動車道とともに高速ネットワークを形成し、釧路市街における通混雑及び交通事故の低減による道路交通の定時性、安全性の向上を目的とした延長7㎞の一般国道の自動車専用道路です。この国道44号線の道路新設事業で道路土工(岩掘削・切土)・排水構造物工・法面工が主な工種となっております。当現場は北海道釧路郡釧路町字別保に建設されている釧路外環状道路(一般国道44号線へ繋がるインターチェンジ)工事であり、国土交通省が提唱するi-Constructionに基づき、ICTが全面的に活用されています。起工測量、設計図書の照査、施工、出来形管理、検査及び工事完成図や施工管理の記録及び関係書類は全て3次元データを活用されています。特筆すべき点は、現地の土質は軟岩が多く、法面バケットでは法面仕上が難しくiMC油圧ショベルPC200iにロックバケットを使用し施工されている事です。土工の作業性が落ちる為、厳しい条件下に置かれている現場である事がうかがえます。

 


 

工事名 一般国道44号 釧路町 別保IC改良工事
発注者 北海道開発局 釧路開発建設部 釧路道路事務所 様
請負者 白崎建設株式会社 様
工事内容 工事延長L=140m、道路土工掘削(土砂)V=13,500m3 掘削(軟岩Ⅰ)
     V=22,300m3法面工N=一式排水工N=一式、他

 

 

現場レポート

現場代理人の工事部清水次長にi-Constructionの現場についてお話を聞かせていただきました。

 

現場代理人
工事部 清水次長

iconset今回のi-Constructionの現場について、一言お願いします。

iconset清水氏『昨年に続き、今回で2回目のi-Constructionの現場でしたので割とスムーズに行けたと思います。また、社内でも、ICT活用技術を全面的に推進しており、GNSS測量も含めて積極的に新技術を取り入れていく方針です。
去年と比較して、コマツのスマートコンストラクションサポートセンタもフルに使えるようになった事もあり、早朝から対応してくれた事が良かったです。サポート面だけを取ってみても、とても充実していました。

 

iconset現場の施工において、留意した点は?
iconset清水氏『法面整形作業もメインは軟岩掘削だった事もあり、PC200iのロックツースの摩耗が早い為作業前のデイリーキャリブレーションは高頻度で行い、精度確認作業はマメにやりました。』

 

iconsetICT活用工事のメリットは?
iconset清水氏『今回は労力的には助かった部分が多いです。現場で測量はしなくていいし法面に丁張をかけなくてもいい。GNSS測量機と併用しながら作業を進めていく事で大幅な工数を削減できました。工程上でも、施工期間は2割短縮されました。今回の現場では、ほとんど残業する事も無かったし労力の負担が軽減されました。』

 

iconset今後のICT活用工事が増えていく事で感じることは?
iconset清水氏『若手技術者育成の面で、GNSS測量はとても便利でワンマンで作業が出来て目標の座標値を算出する事に優れている反面それに慣れすぎてしまうと光波やレベルを使った基本測量、ICTを使わない一般の現場に対応する事が難しくなるのではと思います。一昔前を振り返ると、現場で測量する時もプログラム電卓を使い測量の数式を自分で手入力して現場で計算していました。今思うと、現場で丁張をかけないで施工する時代が来るなんて想像が出来ませんでした。少なくとも自分の定年する前にはそのような現場はないと思ってました。』

 

今回の現場では、一昔前を振り返り、その当時の未来の現場を実現されたケースといえます。
常に時代の最新技術を取り入れ、現場をより良いものにしようとしてきたあくなき探究心が今回の現場につながったのではと思います。
お忙しい中、貴重なお時間を割いていただき誠にありがとうございました。
資料のご提供の件も重ねて御礼申し上げます。

 

UAVを用いた現況測量

UAVから取得した現況点群データ


3次元完成データ

GNSS測量作業


KomConnectで日々の土量管理

ヒートマップにて出来形管理


 

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